従業員と上司が顔を向けて話をしている。

上司の責任

苦情を人事担当部署に転送

報復行為を防止

人事担当部署の活用

人事担当部署は、苦情に係る調査を行い、虐待的な行為やハラスメント、差別をやめさせるために適切な措置を講じる責任があります。上司の役割は、各苦情を人事担当部署に転送し、被害者の従業員が苦情の申し出や調査への協力に対して報復行為を一切受けないことを確認することにあります。

上司やマネージャーが、疑わしいセクシャル・ハラスメントの報告義務を怠ったり、セクシャル・ハラスメントの発生を知りながらもそれを黙認していた場合は、懲戒処分の対象になります。報復行為に及ぶ場合も懲戒処分の対象になります。