重要な用語の定義

先に進む前に、以下の各用語をクリックし、その定義を確認してください。これらはコース全体を通して使用される用語です。

+ 差別

+ ハラスメント

+ セクシャル・ハラスメント

+ 報復行為

差別

差別とは、人種、肌の色、宗教、性別、国籍、年齢、身体的・精神的な障害などの特性を理由に、個人または個人のグループが不公平または不平等な扱いを受けることです。

昇進・昇格、労働条件に不利益な影響を生じさせる、結果として異なる待遇となった、あるいは従業員または応募者に不当な影響を与えるような報復行為が含まれます。

その他の保護特性を理由に差別を禁止する地域もあります。

ハラスメント

ハラスメント(雇用差別の形態) は、保護特性 (保護されたクラス) を理由とした歓迎されない行動のことをいいます。

ハラスメントが違法行為として認められる状況は、1) 継続的な雇用の前提条件として敵対的な言動に耐えなければならない、または 2) 言動が威圧的、敵対的、不快な職場環境を作りだすほど深刻化または横行している場合です。

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保護特性 (保護されたクラス)

違法な雇用差別から保護されたグループのことをいいます。
応募者、従業員、および元従業員は、人種、肌の色、宗教、性別 (妊娠状況、性的指向、性自認を含む)、国籍、年齢、障害、信条、および遺伝情報 (家族歴) に基づいて雇用差別されることから法的に保護されています。

その他の特性 (クラス) またはその他の個人 (ボランティアや独立請負業者を含む) のカテゴリに基づくハラスメントと差別を法的に禁止している地域もあります。

セクシャル・ハラスメント

セクシャル・ハラスメントは性差別の一形態です。歓迎されない性的接近、性的好意の要求、およびその他の性的性質の口頭または身体的行為への服従または拒絶が個人の雇用に影響を与える、個人の仕事の遂行を不当に妨害する、または威嚇的、敵対的、または不快な職場環境を作りだす場合は、セクシャル・ハラスメントに該当します。

セクシャル・ハラスメントには、性別、性的指向、性別表現、性自認、およびトランスジェンダーの状況を理由とするハラスメントが含まれます。

報復行為

報復行為とは、ハラスメントの相談や苦情申立に係る報告や証言、調査への協力を行った従業員に対して、そのことを理由に雇用条件を変更する (降格、不当な勤務時間、配置転換等) ためにとられた行動のことです。

保護対象の行為を行った従業員が、上司やマネージャー、同僚、または保護対象の行為に刺激された雇用主からバッシングを受けることはありません。

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保護対象の行為

ハラスメントに関する保護対象の行為

  • 上司やマネージャー、または雇用主によって指定された第三者に苦情を申し立て、ハラスメントに関する苦情を受け取る
  • 被害者でなくても、ハラスメントではないかと疑われる場合は報告する
  • 社内または政府機関にハラスメントに関して正式に苦情を申し立てる
  • 差別に反対する
  • ハラスメントまたは差別を受けている従業員がいたら助ける
  • 職場での調査中に情報を提供するか、政府機関または法廷で申し立てられたハラスメントまたは差別の苦情に関して証言する

定義の一覧については コースの用語集をご覧ください用語集アイコン: